News:ニュース速報 2003年2月6日 06:05 PM 更新

MS、Xbox「格闘超人」を回収 「宗教上、不適切な表現」

マイクロソフトは、Xbox用ゲームソフト「格闘超人」の出荷を全世界で停止した上で、店頭から回収することを明らかにした

 マイクロソフトは2月6日、Xbox用ゲームソフト「格闘超人」の出荷を全世界で停止した上で、店頭から回収することを明らかにした。「一部宗教に対する不適切な表現が含まれていた」のが理由としている。


 同社によると、日本版では問題の箇所は修正されているものの、全世界での回収が決まったため、日本でも回収に踏み切るという。販売済みソフトを交換・回収するなどの措置は予定していないとしている。

 同ソフトは1月1日に発売した3D格闘ゲーム。「多国籍企業が密集する一大工業都市『ドラスカ』」を舞台に、「闇の秘密結社『マラディニア』が主催する非合法の地下格闘トーナメント"Fist of Fire"が開催される」というストーリーで、「独自のダークなデザインによるステージ・背景では、グラフィック描写から生まれた特徴的な空気感、奥行き感を表現」したという。開発元は「TOBAL No.1」「BOUNCER」などで知られる石井精一氏が指揮を執るドリームパブリッシング。

関連リンク
▼ Xbox公式サイト
▼ ドリームパブリッシング

[ITmedia]

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