News:ニュース速報 | 2003年2月12日 02:17 PM 更新 |
インテルとライコスジャパンは2月12日、公衆無線LANサービス(いわゆるホットスポット)の場所をパソコンや携帯電話で検索できるサービスを共同で展開すると発表した。すでに、インテルが後援する形で「Lycos Japan」サイト内に特集ページ「Lycos無線LANスポット」を開設している。
インテルは、コードネーム「Banias」こと、新しいモバイル向けプロセッサテクノロジー「Centrino」を今春投入する予定だ。このCentrinoには、「Calexico」と呼ばれる無線LANモジュールが含まれるため、今回の協業は新しいプロセッサファミリーのキャンペーンを兼ねたサービスといえる。
インテルでは、「現在、主要な無線LAN事業者と協力して相互運用性の検証を進めている」としており、検証が済んだスポットは「Lycoc無線LANスポット」の検索サービスでも確認できるようにする方針だ。
検索サービスでは、「駅名」「住所」「店舗」などから検索が可能。無線LANスポット事業者による絞り込みにも対応する。とくにビジネスマンの利用を想定しており、駅から500m以内のスポットを探すことができる機能を設けたほか、パソコンで利用した場合には、検索結果を携帯電話に送信するといったこともできる。
スポット情報は「RBB Today」が提供しており、18の公衆無線LAN事業者のほか、独自に無線LANアクセスポイントを設置している店を含む1264件が登録済み。このほか、Lycos無線LANスポットには、スポットを活用するためのガイドページなども用意されている。
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