News:ニュース速報 | 2003年2月14日 09:58 AM 更新 |
ウイルス対策ソフトメーカーのSophosは2月13日、ハリウッド女優のキャサリン・ゼタ=ジョーンズさんなどの女性スターの非公認写真を装ったコンピュータワームの存在を報告した。ファイル交換サービスのKazaa、およびIRCチャットの利用者は警戒が必要だ。
ゼタ=ジョーンズのほか、ブリットニー・スピアーズやシャキーラなどのセレブの非公認写真とおぼしきこれらファイルをオープンすると、トロイの木馬のIglooワーム(W32/Igloo-15)が実行され、ユーザーのコンピュータがインターネットを介し他人によってコントロールされる恐れがある。
Sophos Anti-Virusの上級技術コンサルタント、Graham Cluley氏は、「ゼタ=ジョーンズが非公認スナップの公開をめぐってHello!誌を相手に法廷で争っているこの時期に、彼女の写真とおぼしきものがウイルス拡散に利用されるとは皮肉なことだ」と述べ、こうしたトリックに引っかからないよう注意を呼びかけている。
関連リンク
[ITmedia]
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.