News:ニュース速報 | 2003年2月20日 10:47 AM 更新 |
Red Hat、MontaVista、IBMなどが参加する組み込みLinux業界団体Embedded Linux Consortium(ELC)は2月19日、組み込みデバイス向けLinuxの統一開発仕様「ELC Platform Specification」(ELCPS)をリリースした。
この仕様では、Linux Standard Base 1.2、IEEE POSIX 1003.1-2001、Single UNIX Specification Version 3などのLinux/UNIX標準化仕様が採用されている。
組み込み市場では独自の機能を加えた各種のLinuxが出回っており、プログラムコードの再利用が難しくなっているが、ELCPSは組み込みアプリケーションのAPIレイヤを標準化することで、各種Linuxの相互運用性を確保する。これにより、特定のOSに縛られずにアプリケーションを開発/改訂できるようになり、開発コストと製品投入までの時間を抑えられるとしている。
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