News:ニュース速報 2003年2月20日 05:28 PM 更新

衛星を活用して産廃不法投棄を監視

JSATと衛星ネットワークは2月20日、人工衛星を活用して産業廃棄物の不法投棄を監視するシステムを開発したと発表した

 JSATと衛星ネットワークは2月20日、人工衛星を活用して産業廃棄物の不法投棄を監視するシステムを開発したと発表した。衛星双方向通信サービスを用いて安価にリアルタイム監視が可能だとしている。


 監視地に高感度カメラとセンサー、制御装置を設置し、JSATの定額制衛星通信サービス「SAO」でホストと接続。超狭帯域画像伝送装置を採用し、5Kbps程度から画像を伝送が可能だという。

 産廃の不法投棄は山間地や海岸といった通信回線が確保できない場所で行われることが多く、衛星通信を活用することでこうした場所でも監視体制を整備できる。自然災害対策といった用途も想定し、自治体などに売り込んでいく。

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