News：ニュース速報 2003年2月27日　05:03 PM 更新

富士写、“4140万画素”中判カメラ用CCDバックを開発


　富士写真フイルムは2月27日、中判カメラ用デジタルカメラバックを開発したと発表した。同社独自の「スーパーCCDハニカム」を搭載し4140万画素相当の超高精細記録が可能だ。今秋の発売を予定している。


現行の「GX680III」。アオリもできる中判一眼レフとしてプロに広く使われている。6×8フォーマットは同社が始めたもの

　コマーシャルや写真館などで使われている6×8サイズの「GX680」に対応するバック。37×52mm、有効2080万画素の大型スーパーCCDハニカムを搭載し、画素補間により最大5408×7648ピクセル（4140万画素）の画像を撮影できる。

　同社のコンシューマで採用している「ハニカム信号処理システム」を複数並列化した「新パラレル型ハニカム信号処理システム」を搭載。4140万画素データを1.5秒間隔で最大7コマまで連続撮影できるという。画像形式はRAW/JPEG/TIFFをサポートする。撮影感度はISO 100/200/400相当に設定可能。

　1.8型低温ポリシリコンTFT液晶ディスプレイも搭載。記録メディアはマイクロドライブを採用している。

　今後、同社のセミ判AF一眼レフ「GX645AF」に対応するバックも開発する予定。

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