News:ニュース速報 | 2003年3月5日 08:54 AM 更新 |
IBMは、1997年から1999年にかけて世界で出荷されたPC用モニタ11万7000台で回路基板が加熱して発煙し、火傷の恐れがあるとしてリコールを行っている。
同社には2001年以来、加熱や発煙の報告が世界で5件寄せられ、うち1件は軽度の器物破損を伴っている。負傷の報告は受けていない。
リコールの対象となるのは「G51」と「G51t」のCRTモニタ2モデル。モニタの背面に貼られたラベルのモデル番号は、「6541-02N」「6541-02E」「6541-02S」「6541-Q0N」「6541-Q0E」「6541-Q0S」となっている。これらモデルは1997年6月から1997年9月にかけて中国とマレーシアで製造された。
対象となる11万7000台のうち、米国では5万6000台が販売され、米IBMと米消費者製品安全委員会(CPSC)が協力してリコールを行っている。米国では1997年6月から1998年12月にかけ、IBMとMicroTouch SystemsのほかBest Buy、CompUSA、Office Max、Radio Shackなど全米の小売店で約370ドルで販売されていた。
IBMではこのモニタを利用している場合はすぐに利用をやめ、IBM Repair Centerに連絡するよう呼びかけている。詳しい情報はIBMのWebサイトに掲載されている。
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[ITmedia]
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