News:ニュース速報 | 2003年3月18日 11:59 AM 更新 |
スウェーデンの通信機器メーカーEricssonと米InterDigital Communications、およびその子会社のInterDigital Technology(ITC)は3月17日、長期に及んだ訴訟が和解に達したと発表した。
3社はITC保有のGSM、TDMA(D-AMPS)、GPRS、EDGEおよびPDCに関連した特許を包括的にカバーしたライセンス契約条件で合意した。これにより訴訟は取り下げられ、Ericssonは2006年まで、インフラ機器の売上に対する一定額を特許使用料として支払う。
またEricssonとソニーの合弁であるSony EricsssonとITCの間でも、同様のライセンス合意が成立した。Sony Ericssonも2006年までITCに特許使用料を支払う。
EricssonとSony Ericssonは、2002年12月までの分として約3400万米ドルをITCに支払う。2003年から2006年までは、Ericssonはインフラ機器の売上の中から年間600万米ドルを特許使用料として支払い、Sony Ericssonはライセンス製品の販売量に応じて特許使用料を支払う。
[ITmedia]
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.