News:ニュース速報 | 2003年3月21日 11:29 AM 更新 |
米Palmは3月20日、同社第3四半期(12−2月期)の業績を発表した。
売上高は2億900万ドルで、前年同期から28.6%の減収となった。損益は1億7230万ドルの純損失。前年同期は290万ドル、前期は350万ドルの最終利益が報告されており、赤字転落となった。
同社によると、無形資産の償却や組織再編/リストラ費用などの特殊項目を除外した実質損失額は3650万ドルで、1株当たり91セント。前年同期は実質ベースで1400万ドルの損失だった。
Palmは、PDAデバイスを手がけるハードウェア部門のPalm Solutions Groupと、Palm OSの開発/ライセンス事業にあたっているソフトウェア部門のPalmSourceからなる。
同社によると、PalmSourceは12−2月期に初めて利益を出したという。期中、中国/韓国メーカーを中心にOSライセンス先を増やした。PalmSourceは年内にPalmからスピンオフされる見通し。
同社は米国でのハイエンドPDAの販売が予想を下回っているとして、3月上旬に売上高の予測を下方修正していた(3月4日の記事参照)。
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