News:ニュース速報 | 2003年3月26日 09:46 AM 更新 |
最大手Linuxディストリビューターの米Red Hatは3月25日、同社2003年度の第4四半期(12−2月期)および通年の業績を発表した。売上高が拡大し赤字は縮小したが、市場予測は下回っている。
12−2月期は2590万ドルの売上高に対し5万6000ドルの純損失。この損失には為替差損90万ドル分が含まれるという。前年同期から40%の増収であり、また前年同期の4230万ドルから損失額は縮小した。
通年の売上高は前年比15%増の9090万ドル。通年の赤字額は前年の1億4020万ドルから640万ドルに縮小した。
12−2月期の5万6000ドルの損失は、1株当たりでは損益トントン。Thomson First Callのアナリスト予測では1株当たり1セントの利益計上が見込まれていた。
同社は前四半期(9−11月期)に、自社独自基準によらないGAAP(一般会計原則)ベースでの黒字を報告していた(12月18日の記事参照)。今回の決算発表もすべてGAAPベース。
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[ITmedia]
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