News：タカラ、アトラスと業務資本提携

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2003年3月27日　03:47 PM 更新

　アトラスは3月27日、タカラと資本提携することで基本合意したと発表した。タカラの企画力・創造力を活かし、「プリクラ」に次ぐ事業の柱を開拓する。タカラのアミューズメント子会社との事業統合も視野に入れている。

　アトラスは4月中旬までに、発行済み株式総数の30.2％を約19億5000万円でタカラに譲渡する。アトラス社長にタカラの奥出信行・副社長が、タカラの佐藤慶太社長がアトラスの非常勤取締役に就任。アトラスの原野直也会長はタカラの非常勤取締役に、岩田松雄社長はタカラ取締役に就任する。

　アトラスは「プリクラ」を基幹事業と位置付ける一方、新たな基幹ゲームソフトブランドの確立や新業態の店舗開発を模索している。タカラは既存の玩具にとどまらないユニークな商品開発で業績を伸ばしており、「新マーケットを共同で創造するには最適のパートナー」として合意に至ったとしている。

　タカラのCS事業とタカラ子会社のタカラアミューズメントとの事業統合も視野に入れ、オリジナルコンテンツを活かした新事業の開発を進める。資本関係も今後強化する方向で合意している。

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[ITmedia]

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