News:ニュース速報 | 2003年4月3日 07:53 PM 更新 |
情報処理振興事業協会(IPA)のセキュリティセンターは4月3日、2002年に国内企業がコンピュータウイルスで受けた被害は約4400億円に上る、と発表した。4400億円は、2001年度の日本のGDP(502兆6183億円)の約0.09%に当たる。
被害額の算出は前年に続き2回目で、今回は算出モデルを改良してさらに推計の精度を高めたとしている。システム復旧コストや逸失利益などに加え、システム停止期間中の業務効率低下なども考慮した。
また、国内外のウイルス被害状況調査の結果もまとめた。ウイルスに感染した割合は米国の26.7%、日本の35.4%に対し、台湾は41.1%、韓国は63.3%と高かった。「Slammer」の被害は韓国がもっとも大きかったとされている。
関連記事[ITmedia]
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.