News:ニュース速報 | 2003年4月12日 10:26 AM 更新 |
ノルウェーのブラウザ開発企業Opera Softwareは4月11日、Windows版のブラウザ新版「Opera 7.10」とLinux向けの同ベータ版をリリースした。ブラウザの世界で初めて、ツールバーに「FastForward(早送り)」と「Rewind(巻き戻し)」ボタンを新設し、Webナビゲーションの高速化を図ったとしている。
Fast ForwardはOpera 7にも組み込まれていたが、新版では機能を大幅に向上させ、ユーザーが次に閲覧すると思われるページを予測して自動的にロードする。
このほか新機能として、FastForwardボタンを使ってWeb上の写真ファイルをスライドショー形式で表示する「SlideShow」を追加。また、「Notes」機能では、閲覧中のページに関連したメモを取ったりそのメモをドラッグして電子メールに挿入したり、保存することができる。
Linux版では従来のバージョン6.12から大幅な向上が図られ、OperaブラウザのLinux版として初めてメールクライアントを搭載。このM2クライアントはメールの自動カテゴリ/ソート機能およびスパム遮断機能を備え、POP3、IMAP、ESMTPをサポートしている。
新版はOperaのダウンロードページで提供されている。
関連リンク
[ITmedia]
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.