News:ニュース速報 | 2003年4月22日 04:39 PM 更新 |
松下電器産業は4月22日、世界展開するブランドを「Panasonic」に統一すると発表した。「National」ブランドは国内を除き、Panasonicに順次切り替える。
グローバルマーケティング力とブランド価値の向上がねらい。Panasonicは1961年に北米向けブランドとして使用を始めて以来、現在は社名よりも広く浸透している。ブランド一本化でマーケティング原資を集中する。
Nationalブランドの商品は東南アジアや中国、中近東などで販売しているが、本年度下期の新製品からPanasonicブランドに切り替える。屋外看板なども本年度内に切り替えを完了する予定。
日本国内ではNationalが白物家電ブランドとして認知度が高い上、「創業以来のオリジナルブランド」としてPanasonicと共存させる。
7月1日付けで、ブランド戦略構築を専門に担当する「ブランド戦略室」を設置する。またグローバルブランドのスローガン「ideas for life」を定めた。「全世界の従業員が、開発・製造・販売・サービスを通じて、人々の豊かなくらしや社会の発展に、価値あるアイディアを提供し続ける」を表すメッセージだとしている。
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