News:ニュース速報 2003年4月23日 01:20 PM 更新

松下が電子書籍に参入、記憶型液晶を採用の端末を開発

松下電器産業は、電子書籍分野に参入すると発表した。今秋発売予定の電子書籍用端末では、電源オフでも表示状態を保持できる「記憶型液晶」を国内で初めて採用している

 松下電器産業は電子書籍分野に参入する。このほど電子書籍用端末を開発した。今秋の端末発売に合わせ、電子書籍配信事業を開始する計画だ。



 大手出版社や取り次ぎ会社、コンテンツプロバイダと連携する。まずイーブックイニシアティブジャパンに4月末に出資し、既存の配信サイトを活用。さらに松下も独自配信サイトをオープンする。

 著作権保護機構として、SDメモリーカード用電子書籍フォーマット「SD-ePublish」に初めて対応。不正コピーを防ぎながらSDメモリーカードにダウンロードし、端末で閲覧できる。開始時には漫画や小説を中心に5000点をラインアップする予定だ。

 開発した電子書籍端末は「ΣBook」と名付けた。電源オフでも表示状態を保持できる「記憶型液晶」を国内で初めて採用。書籍を随時閲覧できるよう電源スイッチを省略しながら、単3形乾電池×2本で3−6カ月使用可能な超低消費電力を実現した。

 2画面を備え、閲覧時には書籍と同様に見開いて使用する。ディスプレイ部は180dpi相当(7.2型/1024×768ピクセル)の解像度を持ち、中間調も表示できる高解像度イメージ表示方式を採用。漫画のネームもストレスなく読めるという。

 端末の販売価格は3万円台を予定している。当初はブルー&ホワイト型液晶でスタートし、白黒型やカラー型への対応も順次進めていく。

 書店などでSDカードにコンテンツをダウンロードできるキオスク端末も展開する計画。コンテンツの暗号化やライセンス管理も請け負うライセンスセンター事業も手がける計画だ。

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