News:ニュース速報 | 2003年5月7日 04:21 PM 更新 |
十八銀行と佐賀銀行、筑邦銀行は5月6日、共同基幹システムの開発を委託していた富士通との契約を解約すると発表した。
3行共同の基幹システムは2004年1月から順次稼働を始める計画だったが、富士通が開発の遅れを理由に稼働開始の延期を申し入れた。3行は延期を受け入れたものの、現行システムの延命費用と共同化後のシステム運用費用を考慮すると、旧システムを十分に利用したほうがコストメリットが高いと判断。またオープン化など新しいIT技術動向なども見極め、長期的な観点から検討する必要があるとして、契約解消を決めた。
システム共同化の方針は維持し、別のアウトソース先の選定と稼働時期について検討する。
関連リンク[ITmedia]
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.