News:ニュース速報 | 2003年5月9日 04:32 PM 更新 |
ソニーは5月9日、CDとDVDの記録再生用レーザーを1チップで発する世界初のモノリシック型高出力2波長レーザーダイオードを開発したと発表した。従来はCD用とDVD用にそれぞれ必要だったレーザーダイオードが1つで済む。
書き換え型CD用780ナノメートルと、書き換え型DVD用650ナノメートルの2波長レーザーを1素子で発することができる。出力はCD用が240ミリワット、DVD用が100ミリワットを実現している。同社が実用化した再生用2波長レーザーで培ったノウハウを活用した。
2素子を1パッケージ化したハイブリッド型は既に使用されているが、新素子なら部品点数の削減や組み立ての容易さに加え、発光点間隔の精度や光学性能の向上も図れるとしている。
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