News:ニュース速報 2003年5月12日 06:11 PM 更新

メールとKaZaaで広がる「FIZZER」、日本で感染報告

トレンドマイクロは5月12日、新種コンピュータウイルス「WORM_FIZZER.A」を警告した。危険度は5段階の3

 トレンドマイクロは5月12日、新種コンピュータウイルス「WORM_FIZZER.A」を警告した。危険度は5段階の3。国内では、同日午後6時時点で11件の感染報告があったとしている。

 自身のコピーをメールに添付して拡散するトロイの木馬型ワーム。メール内容はランダムに変化する。添付ファイルの拡張子は「EXE」「PIF」「COM」「SCR」。P2Pファイル共有システム「KaZaa」を通じての拡散も確認されている。

 添付ファイルを実行してしまうと、Windowsフォルダ内にワーム自身のコピーを含む4つのファイルを作成して起動、Outlookアドレス帳から取得したメールアドレスなどに対して自身のコピーを添付したメールを送信する。PC内の他ファイルへの感染活動は行わない。

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▼ トレンドマイクロ「WORM_FIZZER.A」

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