News:ニュース速報 2003年5月13日 08:38 AM 更新

MSN Messenger新版の概要が明らかに

今回リリース予定の新バージョンでは、ユーザーインタフェースの大幅刷新、新たなパーソナライズ機能の搭載、ゲーム機能や動画/音声機能の統合などを予定

 米Microsoftは5月12日、同社のインスタントメッセージ(IM)サービス「MSN Messenger」の月間利用者数が世界で1億人を超えたと報告。同時に、今夏リリース予定の新バージョンの概要を明らかにした。

 同社はMSN Messnger新バージョンで、ユーザーインタフェースの大幅刷新、新たなパーソナライズ機能の搭載、ゲーム機能や動画/音声機能の統合などを予定している。

 同社はmessenger.msn.com/support/sneakpeek.aspで新版の概要とスクリーンショット2点(Webカムとゲーム機能)を公開している。

 ゲーム機能の統合により、ユーザーはMSN Messenger経由でチェッカーやダブルソリテア、ほかのZone.comのゲームをプレイできる。

 また動画/音声機能の統合により、MSN Messengerユーザー同士の「対面」コミュニケーションが可能。Logitechがアドオンサービスとして提供済みのWebカム機能(3月13日の記事参照)が統合される。同社はWindows XPユーザー向けには、この「MSN Messnger 6」でテレビ会議と動画/音声同期化の機能が提供されるとしている。

 MSNの依頼でNielsen//NetRatingsがまとめた調査報告では、2003年3月、日本、オーストラリア、フランス、ドイツ、イタリア、オランダ、スペイン、スウェーデン、スイス、英国で、最もよく使われた無料IMサービスはMSN Messengerだったという。またcomScore Media Metrixの調べでは、3月にカナダで最も利用されたIMサービスはMSN Messengerとなっている。→詳細記事

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▼ Microsoftのプレスリリース

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