News:ニュース速報 | 2003年5月15日 07:24 PM 更新 |
8月に経営統合を予定しているコニカとミノルタは5月15日、統合後の事業再編方針を発表した。カメラ部門はミノルタブランドに統一することが決まっており、新会社「コニカミノルタカメラ」に統合する。
コニカミノルタカメラは、デジタルカメラやフィルムカメラ、レンズなどの製造販売を担当する。本社は大阪府堺市のミノルタ堺事業所。2003年度の売上規模(見込み)は1610億円。
ミノルタの情報機器カンパニーはコニカビジネステクノロジーズが吸収、社名は「コニカミノルタビジネステクノロジーズ」に変更する。またミノルタの光システム事業部はコニカオプトが吸収して「コニカミノルタオプト」に、ミノルタのPLZTシャッター(高速プリンタ用ヘッドユニット)事業はコニカフォトイメージングが吸収して「コニカミノルタフォトイメージング」に、ミノルタの計測機器事業は新会社「コニカミノルタセンシング」とする。
経営統合は8月15日、コニカを親会社、ミノルタを完全子会社とする株式交換によって行う。交換比率はコニカ1に対しミノルタ0.621。交換後はコニカを統合持株会社とし、社名を「コニカミノルタホールディングス」に変更する。
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