News:ニュース速報 | 2003年5月22日 06:51 PM 更新 |
エム・エス・アイ・コンピュータ・ジャパンはこのほど、4月に発売したSocket Aマザーボード「K7N2 Deltaシリーズ」の搭載チップセット表記を「nForce2 Ultra 400」に変更した。「米NVIDIAが同チップセットの名称を示さずに供給したため」(MSI)、当初は別の表記になっていた。
同マザーボードは4月中旬に「FSB 400MHzのAthlon XPに対応」をうたった初の製品として登場。採用チップセットは「nForce2-S」だとしていた。
ところがMSIは最近になって、Webサイトの製品情報ページなどで、同マザーボードの搭載チップセットをUltra 400に変更した。というのもNVIDIAは5月13日にUltra 400を正式発表したが、MSIによると「当初はNVIDIAが『Ultra 400』との名称を提示しなかった。nForce2従来製品のマイナーチェンジ版として処理される予定だったため」だという。既に製品を発売していたMSIはユーザー向け情報の変更に迫られたわけだ。
このため初期にNVIDIAが供給したチップ表面にはUltra 400の表記がないが、K7N2 Deltaシリーズ全製品は間違いなくUltra 400を搭載していると説明。「従って、K7N2 Deltaが『初のnForce2 Ultra 400搭載マザー』です」(MSI)。
[ITmedia]
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