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2003年5月22日　07:29 PM 更新

2スピンドル「Mebius MURAMASA」にCentrinoモデル

シャープは5月22日、モバイルノートPC「Mebius MURAMASA」シリーズの新製品2機種3モデルを発表した

　シャープは5月22日、モバイルノートPC「Mebius MURAMASA」シリーズの新製品2機種3モデルを発表した。光学ドライブ内蔵の2スピンドルモデルにCentrinoモデルが登場。またUSB接続で外部HDDとして利用できる機能が加わった。

PC-MV1-5CA

　2スピンドルモデル「PC-MV1-5CA」（6月28日発売、実売予想価格は20万円前後）は、Pentium M/1.3GHzとIntel 855GMチップセット、PRO/Wireless 2100 ネットワーク・コネクション（IEEE 802.11b無線LAN）を採用したCentrinoノート。光学ドライブは着脱式のDVD-ROM＆CD-R/RWコンボ。液晶ディスプレイは12.1型低反射ブラックTFT（1024×768ピクセル）を備えた。メモリは256MバイトDDR SDRAM（最大768Mバイト）、HDDは約60Gバイト。

　クレイドル付属の軽量モデル「MM1」シリーズと同様、電源オフ状態で他のPCの外部HDDとして利用できる「Direct HDD」機能を搭載。PCとはUSB2.0で接続し、データアクセスにパスワード制限もかけられる。

　独自ソフト「ブロードバンドチェンジャーII」を搭載している。同ソフトをインストールしたPC同士なら、無線LANを介してアドホックにネットワークを構築できる機能を持つ。会議中に資料をその場で配布するといった用途に活用できる。

　OSはWindows XP Home Editionを採用した。バッテリ持続時間は標準で約4.5時間。サイズは282（幅）×239（奥行き）×26.4−28.7（高さ）ミリ。重さはウェイトセーバー装着時で約1.76キロ、ドライブ装着時で約1.96キロ。

PC-MM1-H5W

　MM1シリーズの新製品は「PC-MM1-H5W」（6月14日発売、実売予想価格は18万円前後）と「PC-MM1-H3E」（5月24日発売、同15万絵前後）。

　H3Eは付属クレードルを省いたエントリー向けモデル。DirectHD機能は利用できる。その他の仕様は両モデルでほぼ共通。CPUはCrusoe TM5800/1GHz、メモリは256MバイトDDR SDRAM（固定）、HDDはH5Wが約20Gバイト、H3Eが15Gバイトとなっている。

　無線LAN機能を内蔵し、ブロードバンドチェンジャーIIによるアドホックネットワーク機能も備える。バッテリ持続時間は標準で約3.1時間。OSはH5WがWindows XP Professional、H3Eが同Home Edition。

　サイズは251（幅）×206（奥行き）×13.7mm−19.6mm（高さ）ミリ、重さ約0.95キロ。

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