News:ニュース速報 | 2003年5月26日 03:55 PM 更新 |
ネットレイティングスは5月26日、4月度のインターネット利用動向調査で、家庭からのインターネット利用のうちブロードバンドユーザーの割合が初めて過半数を超えたと発表した。
調査によると、4月度の家庭からのインターネット利用者のうち、ナローバンドユーザーが約1256万人(46.4%)だったのに対し、ブロードバンドユーザーは約1451万人(53.6%)と上回った。前年同時期にはブロードバンドユーザーは全体の4分の1に過ぎない少数派だったが、この1年で急激に増加した。
またナローバンドユーザーの月間平均利用時間が7時間52分10秒だったのに対し、ブロードバンドユーザーは17時間8分24秒と倍近い。ただし前年同時期に比べ約35分減っている。
ネットレイティングスの須藤修司チーフアナリストは「ブロードバンド初期はヘビーユーザーが多かったが、“普通の人”の増加で平均時間はやや減少した。ブロードバンドが普及期に入った証拠だ」とコメントしている。
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[ITmedia]
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