News:ニュース速報 | 2003年5月26日 05:19 PM 更新 |
エルピーダメモリは5月26日、モバイル機器向け256MビットDRAMを世界で初めて製品化したと発表した。
0.11μメートルプロセスで製造し、9×13ミリの小型FBGAパッケージに収めた。チップのみの供給も行い、他チップとの積層パッケージ化にも対応できる。 SDRタイプに加え、DDRタイプもラインアップする。独自の低消費電力回路により、同容量・同プロセスの製品に比べ10分の1の低消費電力を実現した。
センサーの高画素化が進むカメラ付き携帯電話などでは大容量DRAMのニーズが高まっているが、消費電力の高さがネックになっていた。低消費電力な大容量品は大きな需要が見込め、同社は既に10社以上と商談を進めているという。9月以降に月産200万個規模の量産を計画している。
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