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2003年5月27日　08:18 PM 更新

SARS「政府対策を評価できない」85％　Yahoo！アンケート

ヤフーは5月27日、新型肺炎SARS感染問題について、「Yahoo！JAPAN」で一般ユーザーを対象に実施したアンケートの結果をまとめた

　ヤフーは5月27日、新型肺炎SARS（重症急性呼吸器症候群）感染問題について、「Yahoo！JAPAN」で一般ユーザーを対象に実施したアンケートの結果をまとめた。政府の対応について「評価できない」とする意見が85％を占めた。

　政府に対応については「まったく評価できない」が21％、「評価できない」が64％と多数。特に大阪では「まったく評価できない」が28％に上り、SARS感染が確認された台湾人医師が関西方面を旅行した問題への対応に不満が高いようだ。また自民党の山崎拓幹事長らが訪中後に10日間の自宅待機要請を守らないことへの批判も強かった。

　その一方で、SARS問題で生活が「非常に変わった」という人は2％、「やや変わった」が16％と少数派。ただ「海外旅行は控える」「他人のせきが気になるようになった」という声もあり、SARSは一般ユーザーの生活にも微妙な影を落としているようだ。

　調査は法人向けネット調査サービス「Yahoo！リサーチ」を利用して実施。東京、大阪、沖縄に在住する20−49歳の男女が対象で、有効回答者は799人。

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