News:ニュース速報 | 2003年5月28日 08:51 AM 更新 |
組み込み半導体設計で知られる英ARMは5月27日、自社アーキテクチャのセキュリティ強化技術「TrustZone」を発表した。この技術は、ハードウェアレベルでコピーライトやパスワードなどを保護するもの。
TrustZoneはマイクロプロセッサのコアそのものに組み込まれる技術で、メモリチップのオン/オフを切り替えることで保護をかける。データダウンロード時などに、利用者のプライバシーを保護する。OSはLinux、Palm OS、Symbian OS、Windows CEに対応。
同社はこの技術をセットトップボックス、次世代スマートフォンなどの幅広い製品に対応するものとしている。TrustZone技術のライセンス供与は2004年に開始される予定。仕様は既に提供開始されている。
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[ITmedia]
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