News:ニュース速報 | 2003年5月28日 05:14 PM 更新 |
NTTドコモは5月28日、第4世代移動通信システムの伝送実験用無線局の予備免許を取得したと発表した。神奈川県横須賀市で屋外実験を開始し、第4世代システムの要素技術確立を図る。
既に2002年に下り100Mbps/上り20Mbpsの無線伝送に成功しており、これを屋外環境でも検証する。
実験では、下りリンクでVSF-OFCDM方式(可変拡散率直交周波数・符号分割多重)、上りリンクではVSF-CDMA方式(可変拡散率符号分割多元接続)を使用。基本伝送特性の検証に加え、(1)基地局で各通信相手に送信するパケットの順序を効率よく制御する技術、(2)電波状況に応じて変調方式・誤り訂正符号化率を制御する技術──などの確立を目指す。
実験は2005年以降までを予定している。
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