News:ニュース速報 | 2003年6月4日 08:46 AM 更新 |
PCパーツの性能測定ツールメーカー米Futuremarkは6月3日、米NVIDIAのベンチマーク結果は、不正なベンチマーク操作ではなく最適化によるものだとする声明を出した。これはNVIDIAが最新グラフィックスチップのベンチマーク結果を操作したとするFuturemarkの先日の発表を否定するもの(5月24日の記事参照)。
Futuremarkは先日の発表後、6カ月ぶりにNVIDIAとの会談を持った。この場で両社はNVIDIAのグラフィックチップとFuturemarkのテストアプリケーション「3DMark03」について討議し、FuturemarkはNVIDIAの最適化戦略についての理解を深めたという。その結果、FuturemarkはNVIDIAのドライバ設計はベンチマーク操作でなく、アプリケーションの最適化を目的としたものであるという結論に至った。
両社は今後、今回のようなことが起きないように、ベンチマークがどのように開発され、どう使われるべきか、明確な業界ルールを打ち立てたいとしている。 →詳細記事
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