News 2003年6月6日 07:00 PM 更新

特集
ウェアラブルがいっぱい――ウェアラブル国際ワークショップ

「第2回ウェアラブル情報パートナーに関する国際ワークショップ」が先頃、奈良先端科学技術大学院大学で開催された。5カ年計画の途中における成果が発表されたほか、各国から研究者が来日、ウェアラブルへの展望や成果について講演した。

特集:ウェアラブルがいっぱい――ウェアラブル国際ワークショップ
「第2回ウェアラブル情報パートナーに関する国際ワークショップ」が先頃、奈良先端科学技術大学院大学で開催された。5カ年計画の途中における成果が発表されたほか、各国から研究者が来日、ウェアラブルへの展望や成果について講演した。
■ C O N T E N T S

icon第一人者、Feiner教授が示唆した「ウェアラブルの未来」
ウェアラブル研究とその実践における第一人者、コロンビア大学のFeiner教授がこのほど来日。現在のウェアラブルの先を見つめた非常に刺激的かつ示唆に富んだ講演を行った

iconウェアラブルでロボットヘリを操縦すれば――
ワークショップで一番面白かったのは、HMDからラジコンのヘリを操縦するというシステムだった。

iconウェアラブルと拡張現実感で「シューティングゲーム」
ヘッドマウントディスプレイを使い、ウェアラブルな拡張現実インタフェースを開発する「Tinmithプロジェクト」。その普及に向けたキラーアプリとして、シューティングゲームなどが検討されている。

icon平城京も再現――空間を「作り込む」システム
赤外線ビーコンや歩数計測システムを使ってその場に応じた情報をウェアラブル機器に提供するシステムが開発されている。

icon「私はここよ」――モノが主張する記憶システム
ウェアラブルで問題になるのが「検索のきっかけをどうするのか」といったこと。その解決策として発表されたのが、過去に触ったモノ自身が「私はここよ」と主張するシステム「SARA」だ。

icon衣服化するシリコンシステム
着て洗えるMP3プレーヤーなどで知られるInfineonのウェーバー博士が来日。衣服の生地にシリコンを組み込むことの可能性について講演した。

icon“手ぶら”で操作するインタフェース
ワークショップでは研究所の成果を“見学”するツアーも開催。手のひらにメニューを表示し、もう一方の手で操作するインタフェースなどが紹介された。

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