News:ニュース速報 | 2003年6月5日 04:52 PM 更新 |
NECは6月5日、議会の映像をネット上でキーワード検索できる「議会映像検索システム」を開発したと発表した。本年度内の製品化を予定している。
議員の名前などを入力することで希望した場面の映像や議事録を短時間に検索でき、国会や自治体議会の映像を効果的に公開することができる。
映像とテキストデータを自動的に対応させる「映像−テキスト自動マッピングエンジン」も開発した。検索用メタデータは議事録のテキストデータを活用し、議事録の発言と映像に対応したメタデータを自動作成するようにした。場面ごとにキーワードを人手で入力する場合に比べ、処理時間を約10分の1に削減できるという。メタデータはテキストやCSV、MPEG-7などをサポートしており、既存の映像保存システムに組み込むのも容易だとしている。
今後、自動マッピングエンジンを、eラーニングコンテンツや放送局のアーカイブなどに適用できるシステムの開発も検討する。
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