News:ニュース速報 | 2003年6月6日 03:31 PM 更新 |
マイクロソフトは6月6日、阿多親市社長が6月30日付で退任し、米Microsoftのマイケル・ローディング(Michael Rawding)副社長を後任とする人事を発表した。
阿多社長は成毛真氏の後任として2000年5月1日に就任して以来、わずか3年での退任となった。退任の理由は明らかにされていないが、「Microsoftの世界重要地域のうち、日本のみが昨期の予算を達成できなかった」(関係者)という情報もあり、特にコンシューマー市場での低迷が著しいという。米本社からトップを送り込むことで連携を深め、国内事業のてこ入れを図るものとみられる。
ローディング氏は39歳。米本社副社長としてアジアパシフィック地域を統括してきたが、今年2月から日本専任の副社長となった。
マイクロソフトは「日本市場の戦略的な重要度が高まっていることから、日本を他の アジアパシフィック地域から分離することで、より重視していく方針を打ち出した。過去17年にわたり重要な役割を果たしてきた日本法人は、今後ともマイクロソフトにおける強化策の対象となる」とコメントしている。
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[ITmedia]
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