News:ニュース速報 | 2003年6月10日 11:40 AM 更新 |
大手Linuxディストリビューターの独SuSEは6月9日、同社初となるエンタープライズ向けデスクトップ用OS「SuSE Linux Desktop」をリリースした。この製品は大規模なITインフラ、ソフトウェア開発、ハイパフォーマンスのコンピュータ環境に向けて開発されたもの。
同社はこのSuSE Linux DesktopとSuSE Linux Enterprise Server 8を組み合わせることでサーバとクライアントマシンが完全に調和したLinuxによるエンタープライズプラットフォームが誕生するとしている。両製品は同一のコードを基盤にしており、これを組み合わせることでシステム管理を簡略化させ、運営、教育、サポートのコスト削減が可能になるという。
同社はまた今月中にIBMのThinkPad A31、同T40、NetVistaシリーズを「SuSE Linux Desktop対応」に認定するとしている。またSuSE Linux Desktopは、すでにLinux標準化仕様であるLinux Standards Base(LSB)対応の認定を受けている。
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[ITmedia]
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