News:ニュース速報 | 2003年6月13日 08:59 PM 更新 |
山梨市と東芝は6月13日、高齢者向け地域情報インフラの実証実験を11月から実施すると発表した。IPv6とネット家電を使用し、高齢者でも簡単に利用できる情報コミュニティを構築する。
7月までに同市内から高齢者27世帯を募集。対象者には山梨CATVのケーブル網を利用してIPv6接続環境を整備し、タッチパネル式端末を提供。端末に取り付けたカメラを使ってTV電話が利用できるほか、自作の俳句をWebページに掲載して仲間から意見をもらうといったコミュニティ活動も行える。将来は、病院の空き状況を端末で調べてから通院するなどの用途も想定している。
山梨市は高齢者でも容易に利用できる「シルバーネットソサエティ」を進めており、実験の成果は今後の事業に活用する。東芝はIPv6を活用した次世代サービスの基礎データを収集する。
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