News:ニュース速報 | 2003年6月19日 05:52 PM 更新 |
マクロメディアとセルシスは6月19日、TVアニメ用素材をFlash形式に変換するシステムの普及に向けて協力すると発表した。
セルシスが開発したラスター−ベクター自動変換システムを利用し、ラスターデータをFlashでも利用できるベクターデータ化し、FlashによるTVアニメコンテンツのネット配信拡大を図る。
セルシスによると、日本のTVアニメの9割が同社のソフト「RETAS!PRO」で制作されている。ただデータのほとんどはラスター形式のため、ベクターデータを使うFlashとは互換性がなかった。FlashはWebアニメーションの事実上の標準として多用されており、自動変換システムを普及させることで、TVアニメ素材のネット配信市場を拡大できると見ている。
TVアニメのFlashデータへの自動変換は、6月20日に開かれる「Macromedia Flash Conference」で公開する。
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