News:ニュース速報 | 2003年6月19日 09:43 PM 更新 |
ゼンリンは6月19日、パイオニア子会社の地図ソフト開発販売会社・インクリメントPが「ゼンリンの住宅地図帳を無断複製して地図ソフトに利用し、ゼンリンの著作権を侵害した」などとして、インクリメントPに対し損害賠償を求める訴訟を起こすことを検討していると発表した。
ゼンリンによると、インクリメントPの「東北開発センター」(盛岡市)について、盛岡地裁が6月6日、ゼンリンの申し立てに基づき証拠保全を決定。同17日に裁判官立ち会いのもと証拠調べが行われたという。
ゼンリンの発表では、ゼンリンの住宅地図帳とPC用地図ソフトの無断コピーが見つかったという。またゼンリンの住宅地図の誤表記がインクリメントP製品にそのまま再現されている例も確認済みだという。
ゼンリンは「明白な権利侵害」として「本訴を視野に入れた対応を予定している」としている。
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