News:ニュース速報 | 2003年6月24日 12:10 PM 更新 |
米Appleは6月23日、同社年次開発者会議のWorldwide Developers Conference(WWDC)で、Mac OS X用の次世代アプリケーション開発ツールセット「Xcode」を発表した。
Xcodeは高性能のUNIXをベースとした開発環境で、革新的なユーザーインタフェースを実現し、「Fix and Continue」「Zero Link」「Distributed Build」といった高性能技術が採用されている。これにより、Appleの以前の開発ツールよりも応答速度が5倍速くなっているという。
Fix and Continue機能では、開発者がアプリケーションを走らせながらコードを変更できる。アプリケーションを再起動しなくとも、コード変更が反映される。Zero Linkは応答時間を短くする機能。すべての開発ビルドから関連付け工程を取り除く。Distributed Build機能は複数のシステムを使いながらのコンパイル作業を可能にする。
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