News:ニュース速報 2003年6月25日 11:26 AM 更新

W3C、SOAP 1.2を勧告


 標準化団体World Wide Web Consortium(W3C)は6月24日、SOAP(Simple Object Access Protocol) 1.2を同団体の勧告として公開した。SOAPは分散環境下のデータ転送に適したXMLを利用したWebサービスプロトコル。

 SOAP 1.2は「SOAP 1.2 Primer」、「同Messaging Framework」、「同Adjuncts」、「同Specification Assertions and Test Collection」によって構成される。

 Primerは実例と仕様詳細についての解説書。Messaging FrameworkとAdjunctsによりXMLを使ったメッセージ交換システムのフレームワークが定められている。Specification Assertions and Test CollectionはMessaging FrameworkとAdjunctsの記述から得られるテスト用のデータ集となっている。

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