News:ニュース速報 2003年6月27日 10:50 AM 更新

AOL、IMボットでイエローページサービス

米AOL発表の新サービスでは、友だちリストにスクリーンネーム「AOLYellowPages」を加えることで、AOL Yellow Pages Botとやり取りしてお店や業者を調べることができる。

 米America Online(AOL)は6月26日、同社が「AOL Yellow Pages Bot」と呼ぶ新技術を使い、AOL Instant Messenger(AIM)のユーザー向けにイエローページサービスを提供開始したと発表した。

 AOL会員とAIMユーザーは、友だちリストにスクリーンネーム「AOLYellowPages」を加えることで、AOL Yellow Pages Botとやり取りしてお店や業者の照会ができる。

 AOL Yellow Pagesは、社名や電話番号などの企業情報をリストアップしたデジタル版職業別電話帳で、ユーザーとその会社の“距離”も判断できる。

 AOL Yellow Pages Botは、ユーザーが設定済みの情報、または(ユーザーがAOLクライアントを使っている場合は)郵便番号による自動検知機能を使って、そのユーザーのロケーションを認識し、居住地域に合った情報を提供する。例えば「dry cleaners」という簡単なIMのリクエストで、その地域で利用可能なドライクリーニング店を照会できる。

 PCからAOL Yellow Pages Botにアクセスするユーザーは、社名をクリックすれば住所やユーザー評価などの追加情報を得ることもできる。

 AOLはまた同日、「AOL 9.0 Optimized」を今夏後半リリースする際に、新たなIM機能を導入する計画を明らかにした。AOL 9.0 Optimizedでは新IM機能として、音声、ビデオクリップ、デジタルフォト、ファイル共有、ボットなどによる、友達リスト機能の強化が予定されている。

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▼ AOLのプレスリリース

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