News:ニュース速報 | 2003年6月27日 02:22 PM 更新 |
アンチウイルスソフト各社は6月27日、新種ワーム「MUMU」が流行しているとして警告した。トレンドマイクロによると危険度は「中」に当たる5段階の3。
トレンドマイクロによると感染のおそれがあるプラットフォームはWindows 95/98/Me/NT/2000/XP。米SymantecはWindows NT/2000/XPだとしている。
実行されると、ネットワーク上の共有ドライブに対して自身のコピーを作成するワーム活動を開始する。複数のウイルスと不正プログラムをインストールする「ウイルスドロッパー」活動も行うのが特徴で、キーロガーソフト「BBOY.DLL」をインストール、バッチファイル型ウイルス「SPYBOT」とワーム「HACLINE」も投下して感染させる。両ウイルスを悪用することで、脆弱なセキュリティ設定の共有ドライブに侵入して感染を拡大する。
Windows起動時に自動実行されるようレジストリの改変も行うため、感染した場合はワームプログラムの削除とレジストリ修復が必要だ。
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