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2003年7月10日　01:41 PM 更新

「バイオノートFR」に電気ショックが発生する不具合

　ソニーは7月10日、「バイオノートFR」の一部製品に、ユーザーの身体が電気ショックを受けるなどの不具合が起きる可能性があると発表した。該当製品は無償回収・修理を行う。

　対象製品は、今年5月に発売された「PCG-FR77E/B」「PCG-FR55E/B」「PCG-FR55E」の一部機種。ACアダプタで使用中、（1）内蔵モデムに電話回線が接続されている、（2）回線に着信が入り、呼び出しされている、（3）背面の外部RGB端子など製品の金属部分に身体が触れている──の条件が重なった場合、電話回線の信号による電気的ショックを感じる可能性があるという。

　またACアダプタで使用中、内蔵モデムの通信速度が極端に遅くなる可能性も確認されている。

　同社によると、原因は内蔵モデムの回路。だが部品不良ではなく、モデムモジュールを組み立てる際の製造不良が原因だとしている。

　該当製品は同社のWebページで製造番号番号から確認できる。同問題の専用電話窓口は0120-86-1980。

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