News:ニュース速報 2003年7月16日 07:45 PM 更新

松下、エコーネット対応のネット家電を発表


 松下電器産業は7月16日、白物ネット家電を制御できるホームネットワーク家電システム「くらしネット」を9月1日に発売すると発表した。近畿圏内で300台を限定販売する。


 コントロール端末「くらしステーション」と、ネット家電(エアコン、冷蔵庫、洗濯機、オーブンレンジ)、各種センサー(開閉センサー、人感センサー、緊急コールリモコン、設定/解除リモコン)などで構成する。

 白物家電向けネットワーク規格「エコーネット」(Ver.2.11)に準拠した小電力無線技術により家電機器をネットワーク化。コントロール端末から機器の状態をモニタリングできる。冷蔵庫なら庫内の温度や扉開閉数、浄水フィルター交換時期を知らせてくれる。

 コントロール端末は10BASE-Tによりインターネットに常時接続でき、携帯電話から松下のサーバを経由してエアコンのオンオフ切り換えなどが可能だ。オーブンレンジのレシピや洗濯プログラムをダウンロードすることもできる。センサーを設置すれば、外部からの侵入を監視するホームセキュリティサービスも受けられる。

 くらしステーションは8万6000円。センサーを中心としたシステム価格は18万2000円(工事費別)。これに家電を追加した場合、エアコン27万円、冷蔵庫29万5000円、洗濯機17万円、オーブンレンジ9万円が追加される。ネットサービスの利用料金は月額500円(入会金1000円)。

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