News:ニュース速報 | 2003年7月18日 09:02 PM 更新 |
コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)の発表によると、宮城県警は7月18日、ネットオークションを悪用して海賊版ソフトを販売していたとして、東京都世田谷区の無職の男(35)を著作権法違反の疑いで逮捕した。
調べでは、男は5月上旬ころ、Yahoo!オークションで海賊版ソフトの購入客を募り、CD-Rに無断複製したソフトを販売していた疑いがもたれている。マイクロソフトが告訴していた。
男は生活費目的でOSやビジネスソフトなど約240種類の海賊版を販売し、2001年9月から今年6月までに約970本を販売し、約540万円の売り上げがあったと見られる。オークションでの落札者に対し、さらにメールで海賊版ソフトのリストをメールで送りつけ、その他のソフトと抱き合わせて販売していた。価格は市販価格の10分の1程度だった。
5月に同じ容疑で逮捕された神奈川県内の男のソフト入手先を調べたところ、無職の男からオークションで購入したことが明らかになったため逮捕した。ACCSは「内容が劣化せず複製が容易なデジタルコンテンツの『コピーの連鎖』が浮き彫りになった事件」としている。
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