News:ニュース速報 2003年7月23日 08:51 AM 更新

Samsung、533MHzのPDA用CPU発表

S3C2440はARM920Tコア、16/32ビットのRISCマイクロプロセッサを備え、コア電圧は1.3ボルトに抑えている。OSはWindows CE、Palm OS、Symbian、Linuxなどの主要PDA用OSに対応。

 韓国の家電大手Samsungが7月21日、クロック周波数533MHzで世界最速をうたったPDA用の新CPU「S3C2440」を発表した。PDAやスマートフォンなどの携帯機器で、新サービスや機能、マルチメディアコンテンツの台頭を加速させるCPUになるとしている。

 S3C2440はカメラインタフェースやTFTおよびSTN液晶、USB、タッチスクリーンのインタフェースなどに対応。PDAで一般的な周辺機器を包括的なセットとして提供することで、システム全体のコスト削減につながり、追加部品用に設定する必要がなくなるとSamsungは説明している。

 S3C2440はARM920Tコア、16/32ビットのRISCマイクロプロセッサを備え、コア電圧は1.3ボルトに抑えている。OSはWindows CE、Palm OS、Symbian、Linuxなどの主要PDA用OSに対応。NANDフラッシュブートローダーを内蔵し、サポート用に追加のチップをインストールしなくても高密度のNANDフラッシュメモリを利用できるとしている。

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▼ Samsungのプレスリリース

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