News:ニュース速報 2003年7月30日 03:41 PM 更新

VISA、ECカード決済の安全性を向上へ認証サービスを開始


 ビザ・インターナショナルは7月30日、ネットショッピングでのクレジットカード決済の安全性を向上させる認証サービスをカード発行大手8社と共同で開始すると発表した。

 クレジットカードでの決済時に、カード番号と有効期限に加え、ユーザーが設定したパスワードで認証することでカードの不正使用を防止する。パスワードはカード発行会社が直接認証を行うため、ショップ側にはパスワードが見えない仕組みになっているという。

 参加する8社は三井住友カード、日本信販、オーエムシーカード、クレディセゾン、ディーシーカードUFJカード、ユーシーカード、イオンクレジットサービス。

 カード発行各社は会員向けサーバと加盟店向け決済インフラを構築し、会員のパスワード登録と加盟店の募集を順次開始する。今年9月末までに合計で170万人の登録と約300店の加盟を見込んでいる。

 VISAカードの認証サービスは米国で2001年12月に開始し、今年4月までに4500万人が利用している。

関連リンク
▼ ビザ・インターナショナル

[ITmedia]

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.