News:ニュース速報 | 2003年8月5日 06:24 PM 更新 |
WIDE Projectと日本レジストリサービス(JPRS)は8月5日、JPドメインサーバの本格的な分散運用をスタートしたと発表した。非常時の可用性を高めるのが目的。
JPドメインサーバは「A」から「F」の6台。従来は東京に集中しており、東京圏での災害発生時にDNSがマヒする可能性が指摘されていた。2002年3月にWIDE管轄サーバを大阪に移設。このほどネットワークも分散化し、安定性を向上させた。
またサーバ名を「DNS.JP」に統一することで処理の効率化と管理の明確化も図る。まずWIDEが大阪で運用する「E」のサーバ名を「E.DNS.JP」に変更し、IPv4アドレスも変更してWIDEの基盤から独立して運用できる体制を整備した。サーバ名の変更はJPRSがIANAに申請して7月10日に完了している。
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