News:アンカーデスク 2003年8月20日 08:29 PM 更新

っぽいかもしれない
逆立ち、ボール投げ、平泳ぎでアピール!?〜ROBO-ONE4予選(2/3)


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 今回初参加ながら、優勝候補の一角に挙げられているロボットだ。デモは足元にボールを置いた状態でスタート。蹴るのかな、と思ってみていたら、そのボールを拾って、オーバースローで投げた。


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 動きが読みきれなくて、振り上げた手が切れちゃってる。すみません。

 さらに、高く足を挙げた片足立ちから、逆立ち。手の面積は大きいんだけど、やはり頭を使わない2点倒立だ。演技順こそMetallic Fighterよりあとになっちゃったけど、やっぱり世界初である。


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 攻撃も、腰の入ったアッパーや、ホントに引っかけるようなフックを見せる。結果、454点で第2位。さすが優勝候補だ。

 これも、下馬評の高いロボット。運動性能はピカイチ。足も速い。断言するけど、出場ロボット中最も速いロボットだ。ところが、この予選では極めて不調。転びまくってしまう。「本来なら逆立ちなどもあるのですが」などという言葉が出るくらい。


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 結果、365点。16位。ぎりぎり通過だ。足の速さが与えたインパクトが大きかったのだろう。それだけで会場に「おおぉ!」という声が沸いたくらいだから。なお、読み方は「ニサンニゴダブルアール」。

  • Type.IV(移動ロボット製作委員会)

 直線でデザインされた綺麗なロボットだ。ボックスダンスもきっちり足をあげていてポイントが高い。起き上がりもちゃんとできるし、さらには大技も決める。


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 これが、352点で17位。惜しくも予選通過ならず……になってしまうのだ。レベルが上がっていることを実感する。

 ROBO-ONE第1回大会優勝者であり、その後も常連であり続ける藤野さんのロボット。歩くときの足のあがり方がちょっと低いかなとは思うけど、きっちり動くし、起き上がりもこなす、堅実な作りのロボットだ。


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 それでも、318点の24位。常連でも予選通過が難しくなった。何かもう一つアピールするものが必要なのだ。

 6340は「ムサシマル」と読む。


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 「宇宙からみんなのためにやってきたロボワンファイターエックス! 宇宙パンチ、宇宙横歩き、宇宙エックス横歩きなどの技を繰り出す! 本来は操縦者エックスが乗れるサイズだったのだが、隕石となって地球に落ちる際に10分の1のサイズになってしまった」

 なお、本当はもっと軽やかに動けるのだが、地球とエックス星との重力加速度の違いにより、このくらいしか動けない、のだそうだ。

 ROBO-ONEバンダイカップでは子どもたちに大人気だったそうなのだけど、大人の審査員にはあんまりウケなかったみたいで307点の29位。

[こばやしゆたか, ITmedia]

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