News:ニュース速報 2003年8月20日 05:09 PM 更新

東芝、世界最小1ミリ角のロジックICを開発

東芝はこのほど、世界最小となる1ミリ角のロジックICを開発した。

 東芝はこのほど、世界最小となる1ミリ角のロジックICを開発した。携帯電話などの小型機器で実装面積を減らせる。


 AND、ORなどゲートを個々にチップ化した1ゲートICの新製品。側面のリード端子を含めて1ミリ角(厚さ0.48ミリ)と従来製品に比べ実装面積を76%削減した。7製品を8月からサンプル出荷し、9月から月産200万個規模、2004年度に同2000万個規模で量産する。サンプル価格は1個30円。

 携帯電話など開発期間が短い機器で仕様を細かく修正する場合、主要部品はそのままとし、周辺に小規模なロジックICを追加することで対応するケースが増えている。1ゲートICはこうしたニーズに応えるもので、東芝は携帯電話1台当たり数個から数十個が使用されると見込んでいる。

関連リンク
▼ ニュースリリース

[ITmedia]

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.