News:アンカーデスク 2003年8月21日 09:00 PM 更新

っぽいかもしれない
ついに大技バックブリーカーが炸裂!?〜ROBO-ONE4決勝トーナメント(2/6)


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  • Typhoon Ver1.1KANG SUNG JUN) vs てく太郎(ジョニー)

 爆発的な攻撃力のTyphoonに立ち向かうのは、てく太郎。着実な動きで予選を15位で通過したロボットなのだけど、顔がなんか、いじめられキャラなのだ。ガンバレ。


 第1ラウンド、てく太郎は、回り込んでTyphoonの横に付こうとする。しかし、それを許してくれない。次第に追い詰められ、正面に立たされてしまう。手を振り回すが、Typhoonには届かない。40秒、ついにTyphoonの銛(もり)が炸裂。あえなく倒れるてく太郎。しかしカウント5で立ち上がる。


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 1分10秒、また銛が炸裂。腰を落として上体を前に倒しての遠距離からのアタックだ。倒れるてく太郎。起き上がるも1分40秒に3度目のダウンを喫してしまう。3ダウンでノックアウト。

 第2ラウンドも同じように始まったが、やはりてく太郎が追い詰められてしまう。25秒に銛が炸裂。てく太郎、今度は起き上がれない。ノックアウト。

 ラウンド2−0、審査6−0でTyphoonの勝ち。

 HSWR-03はデモが始まっても立ち上がらない。無線のトラブルのようだ。ドキドキさせるが、40秒経ったあたりで無事動きだす。彼は、自律動作で、ボールをキャッチして蹴り返すということも行うのだ。ROBOCUPにもいけそうなロボットだ。


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 DYNAMIZERは、3次元CADで設計され、モデラーの削り出しで作られたロボットだ。通信にはBluetoothを使用。

 第1ラウンドは細かいジャブで様子をうかがう。後半、少し激しくなり、HSWR-03が自滅ダウンするが起き上がる。結局このままドロー。


 第2ラウンド、DYNAMIZERの左手くすぐり攻撃をものともせずHSWR-03が攻めこみ、右手で相手の足をはたく。DYNAMIZERダウン。立ち上がるもののカウントテンに間に合わず。このラウンドはHSWR-03が取った。


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 第3ラウンド、HSWR-03がいきなり自滅ダウンするも立ち上がる。しばらくにらみ合いの後、1分、DYNAMIZERがHSWR-03の足を押さえながらひねるようにダウンを奪う。HSWR-03は起き上がろうとするが、起き上がりかけたところでバランスを崩して倒れてしまう。再度起き上がるが、10カウントに間に合わない。このラウンドはDYNAMIZER。

 ラウンド1−1となって、審査結果が待たれたが、5−1でHSWR-03。それぞれは僅差での5−1だそうだ。デモでのボールキャッチがポイント高かったかもしれない。

  • あいぼー2(小南秀昭) vs マジンガアこうじ

 初参加のあいぼー2と対戦するのは、おなじみマジンガアだ。このマジンガアのために、参加規則に「BGMはオリジナルに限る」という項目が追加されたのだが、そのオリジナル曲が、なんだか脱力系。精神攻撃ではないのかという噂も飛ぶくらい。


ムービーはこちら(0.9Mバイト) この日はBGMの再生レベルが低かったので、予選のときのもの

 あいぼー2は、全体の動きは通常のリモコンだけど、敵に対面すると自動的にモードが変わり、上半身をマスタースレーブ方式で操縦するようになる。この操縦は息子さんの担当。親子操縦方式だ。


 マジンガアもマスタースレーブだから、これはマスタースレーブ対決ということになる。

 第1ラウンド、両者中央によってすぐクリンチ。分けられて仕切り直し。このとき、あいぼー2は、無線回りにトラブルが発生したらしく、全く動けなくなる。しかしマジンガアも有効打が出せずこのままラウンド終了。


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 第2ラウンド、あいぼー2はまだ動けないようだ。ところが、それに近寄ろうとしたマジンガアが自滅ダウン。立ち上がったところでまたダウン。再度立ち上がって歩こうとしたところでまたダウン。3ダウンでノックアウトだ。あいぼー2は動けないままにラウンドをものにしてしまった。

 第3ラウンド、あいぼー2が動きだす。リング中央で腰を落としての対決になる。30秒、マジンガアの右パンチをあいぼー2が下から跳ね上げる。これが相打ちになって両者ダウン……と思われたが、絡まっていると見なされ仕切り直し。

 ここでまたあいぼー2が動かなくなる。マジンガア、今度はさかんに攻めるのだが、勢い余って自分がダウン。しかも10カウントで起き上がりそこねる。またも何もしないであいぼー2が勝ってしまった。ラウンド2−0だけど、審判は悩ましいところだ。どうするんだろう。

 結果、5−1であいぼー2。マジンガアはあまりに自滅しすぎた。

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