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2003年9月10日　08:46 AM 更新

Opera、LinuxブラウザでSTB市場へ

　ノルウェーのブラウザ開発企業Opera Softwareは9月9日、Linuxと同社ブラウザの組み合わせにより、セットトップボックス（STB）市場でMicrosoftに対抗していく意向を表明した。

　OperaはMicrosoftのOSを採用する代わりに、OperaブラウザとLinuxを採用することでSTBの価格を3分の1ほどに抑えられるとうたっている。同社はSTB市場で、自社の技術を単なるWebブラウザとしてではなく、ナビゲーションとコンテンツ表示の大部分をこなすHTML形式のプレゼンテーションエンジンとして売り込んでいく計画。

　同社のヨン・フォン・テツナーCEOは「STBにMicrosoftのソフトを採用することで価格は高くなり、双方向テレビ市場の成長を妨げることになる。Microsoftは製品売り込みの際、最終的な製品の価格について触れることを避けてきた。欧州・アジアの事業者は現在この点に気付いており、代替ソフトを探している」と語った。

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Operaのプレスリリース

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