News:ニュース速報 2003年9月17日 09:10 PM 更新

バイオUより小さいXPマシン、量産開始

米Antelope Technologiesは、Windows XPを搭載した超小型PC「Modular Computer Core」の量産を開始したと発表した。

 米Antelope Technologiesは9月17日、Windows XPを搭載した超小型PC「Modular Computer Core」(MMC)の量産を開始したと発表した。


 約7.5(幅)×12.5(奥行き)×2(高さ)ミリ、約285グラムとPDA並みのサイズにWindows XPを搭載した超小型PC。米IBMのワトソン研究所が開発した手の平サイズコンピュータ「Meta Pad」技術のライセンス供与を受けて開発した。

 CPUはCrusoe TM5800/1GHzを採用。液晶ディスプレイは6.3インチで1024×768ピクセル表示に対応し、タッチパネルにより画面から操作が可能だ。メモリは256Mバイト、HDDは10Gバイトか15Gバイト。USB 1.1ポートを2ポートと外部RGB端子を備える。キーボードはないが、左右移動ボタンと「CTRL-ALT-DEL」ボタンを搭載している。オプションのデスクトップ用ドッキングステーションを使えばPCカードスロットなども利用可能だ。



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